仕事でα7ⅲを使い始めて3ヶ月経過の感想
広島県、徳島県を拠点に広報・PR代行、カメラマン、ビデオグラファーをしている旅スタジオの豊田輝です。
3月下旬に仕事で使用するカメラを全てSONYのミラーレスカメラに移行して早くも3ヶ月が経過しました。
それまでは、写真についてはCANONの一眼レフカメラ・EFマウントを使用、動画については、SONYのα6400を使用していました。
今回は、写真撮影の仕事でSONYのα7ⅲを使って感じた良い点と、そうでもない点について紹介します
良い点を3つに絞ると下記の通りです。
1.瞳AF、顔認証などオートフォーカス性能がすごい
SONYのα7ⅲの瞳オートフォーカスは、とにかく便利です。
特に被写体が一人の場合、とにかくオートフォーカスが瞳を追従してくれるので、ピントを外すのが難しいぐらいです。
一眼レフカメラを使用していた時には(※型落ちの一眼レフを使用していました)、
フォーカスポイントを被写体の顔や目に合わせる
↓
被写体をいい感じでフレームの中に配置する
↓
良い表情のタイミングでシャッターを押す(そのつど、ピント合わせが必要な時のある)
みたいな手順が必要でした…
でもα7ⅲの場合は、ピント合わせはカメラに任せて、
構図を決めて構える
↓
良い表情のタイミングでシャッターを押す(何もせず連射可能)
結果として、とても効率よく撮影ができるようになりました。
2.軽量コンパクトなので疲れない
前回の記事でも紹介しましたが、私がポートレート撮影やイベント撮影で使用しているレンズは、「Tamron 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2」です。
このレンズとカメラボディα7ⅲを合わえた重量は、約1.1キログラム。
CANONの一眼レフでも同じくTamron製のF2.8通しの標準レンズを使用していましたが、カメラボディとレンズで約1.7キログラム。
カメラを肩にかけて移動して、構えて撮影する、の繰り返しなので、600グラムの差はかなり大きく、当然、軽い方が疲労が蓄積せず楽です。
3.サードパーティー含めてレンズの選択肢が多い
SONYはレンズ各社が製品を作りやすいように、レンズ作りに必要な情報を開示しているらしく、SONY純正以外のレンズが多いことが魅力です。
私自身も、先ほど紹介したTamron以外にもSIGMAのレンズも購入して使用しています。
SONY含めて、各社が性能を競い合うように新商品を世に出し、そして、買い替えをするユーザーが使っていたレンズを中古市場に出すので、価格も含めてレンズの選択肢はすごく多いのも魅力です。
多すぎて、どのレンズにするか迷ってしまうというマイナス面もありますが…
使ってみて、ちょっと心配かな、と思うことは、一眼レフカメラに比べると取り扱いに気を使うことです。
例えば、「ミラーレス」なので、レンズ交換の際にはセンサーサイズがむき出しになります(新しい機種はシャッター幕が閉じる)。
そのため、ホコリやチリが混入しないように、注意しなければなりません。
後、ボディの頑丈さについても、ミラーレスカメラのフラッグシップ(上位機種)は別にして、一眼レフカメラに歩があると思います。
私が使用しているSONYミラーレスカメラα7ⅲは4年前に発売されたカメラですが、今も仕事で問題なく使用できる性能です。
販売価格が新品も中古も未だにほとんど下がらないのが、その実力を物語っているかと思います。
中古市場に程度の良いカメラが沢山出回っていますので、写真や映像を本格的に始めてみたい方にお勧めのカメラです。
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