カメラ選び フルサイズ機とAPS-C機比較【ボケ感篇】

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広島県、徳島県を拠点に広報・PR代行、カメラマン、ビデオグラファーをしている旅スタジオの豊田輝です。

撮影した写真や動画の良し悪しって、基準が幾つかあります。
時代によっても基準は変わるんでしょうけど、数年前から「ボケ感」のある写真・動画(被写体の前方や後方がボケている)が「良い写真・動画」と評価される傾向があります。
↓例えばこんな写真

最近のスマホでも、「ボケ感」のある写真は撮れるようになっていますが、広角から望遠まで焦点距離を変えながら撮影し、なおかつボケ感を出すとなると、レンズ交換のできる一眼レフカメラやミラーレスカメラを使った撮影の優位性が高い状況です。

今回はSonyミラーレスカメラを使って、フルサイズ機とAPS-C機の「ボケ感」について、実際に撮影した素材を比較しながらご紹介します

比較するカメラはこちらの2台です。

左側のカメラがα6500(APS-Cサイズ機)、右側のカメラがα7sⅱ(フルサイズ機)です。
前回の記事でも紹介しましたが、APS-C機とフルサイズ機はセンサーの大きさが違います。
過去記事:2021年から写真・動画撮影を始めよう!フルサイズ機とAPS-C機の違いって?
センサーの大きさが違うと同じ設定でも写りの違いが出てきます。その違いの1つが「ボケ感」です。
今回、2機種の撮影素材を比較するため、「ボケ感」に影響を与えるF値を”4.0”、焦点距離を”50mm(フルサイズ換算)”に設定した上で撮影しています。
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まずは、写真の比較です。
写真については、公園で背景の場所を変えて2枚ずつ撮影しています。
こちらの写真については背景の建物の模様(タイル)の「ボケ感」を比較すると違いがよく分かります。

次の写真はブランコの緑色ポールの「ボケ感」を比較してみてください。

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次は動画素材の比較です。
約40秒ほどの動画に2機種で撮影した素材を入れていますので、比較してみてください。
https://youtu.be/tH08wMK-yEQ

写真、動画を見ても一目瞭然ですが、フルサイズ機の方が「ボケ感」は強く出ます
F値の詳しい話はまた別の記事で綴りますが、F値は分かりやすくいうと「被写体のピントの合う幅」を意味する数字のことです。
F値の数字が小さくなればなるほど、ピントが合う幅が狭くなり、ピントが合っていない前後の空間がボケます
私の場合、フルサイズ機のF4.0と同じような「ボケ感」をAPS-C機で出す場合、APS-C機のF値を「2.8ぐらいに設定します。

今回は、APS-Cサイズ機とフルサイズ機の「ボケ感」について、撮影素材を見てもらいながら紹介しました。
次回は、暗所性能(暗い場所での撮影)について、撮影素材を見てもらいながら、比較します。参考になさってください。

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今回ご紹介したカメラはこちら(中古カメラのリンク:画像をクリック)

ABOUT ME
豊田 輝 Toyota Hikaru
豊田 輝 Toyota Hikaru
ビデオグラファー、カメラマン、地域ツーリズムの発想屋
旅行会社勤務時代には、営業として観光地の魅力をお客様へ訴求し、添乗員として世界の観光地を巡りながら、各地の魅力を伝えるスナップ写真を撮影。
その後、学校法人の広報業務を担い、パンフレットやSNSで使用するポートレート、式典、イベントの写真撮影や、公式YouTubeチャンネルの運営(企画・撮影・編集)などを行ってきました。
旅行会社勤務時代にカタチのない旅をお客様のご要望を伺いながら、一緒に創りあげ、思い出創りに携わってきたのと同様に、個人や企業様、観光地の魅力を伝えるコンテンツ作り・情報発信を、お客様に寄り添いながら行っています。

添乗員として子供からお年寄りまで、年齢もバックグラウンドも違う様々な方と接してきたので、人当たりの良さや柔軟性はあると思います(自分でいうのも何ですが)。何でも気軽にご相談ください。
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