Sony機のバッテリーが持たないのでVマウントバッテリーを使う方法

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広島県、徳島県を拠点に広報・PR代行、カメラマン、ビデオグラファーをしている旅スタジオの豊田輝です。

私は仕事でSonyのミラーレスカメラを使用しています。
使用している機種は「α7sⅢ」「α7Ⅳ」「FX30」の3機種で、いずれも現時点(2025年8月現在)のSonyの新しい画像処理エンジン「BIONZ XR」搭載機です。

「BIONZ XR」搭載機は、撮って出しの画も綺麗ですし、特にピクチャープロファイル「S-Cineton」は、肌の色が良いので仕事でも頻繁に使用しています。

ただ、動画撮影時の悩みとしては、「BIONZ XR」搭載機のバッテリーの持ちが悪いこと
特に婚礼などの記録撮影に入る際には、通常のSonyのバッテリー「NP-EZ100」を3本は使用します。
そのため、”どのタイミングでバッテリー交換をしようかな” と、撮影中に少し悩んでしまうことが度々ありました

今回は、そんな記録撮影時やインタビュー、座談会など、長回しする際に使用しているVマウントバッテリーの紹介と、使用方法についてご紹介します

お勧めのVマウントバッテリー「Moman Power」シリーズ
以前のVマウントバッテリーは、大型なものが多く、また、充電の際には専用の充電器やDタップを使用した充電しか出来なかったものがほとんど。
ここ数年で持ち運びしやすいサイズで、しかもUSB-Cで充電できるタイプのVマウントバッテリーを各社が販売するようになってきました。
それらの製品の中で私が使用しているのがMoman社製の「Moman Power」シリーズです。1番コンパクトで私の用途では使い勝手が良い、Power70の製品を4つ購入し、ローテーションしながら業務で使用しています。

私が、婚礼の記録撮影時には、「FX30」とアクションカメラの「Osomo Action4」で同時記録のように撮影するのですが、USB-Cで「FX30」に、USB-Aで「Osomo Action4」に給電しながら、約2時間の撮れ高で「Power70」のバッテリー容量がなくなるぐらいです。

軽量かつコンパクトに扱え、しかも、容量的にも十分なので撮影の現場でとても重宝しています
※現在(2025年8月)はPower140のみの販売となっているようです

使用するためのNEEWER製バッテリープレート
Vマウントバッテリーを直接カメラに取り付けるために使用しているのが、NEEWER製のバッテリープレートです。
通常のカメラRIGと違って、Vマウントバッテリーが付けられるプレートの製品は意外に少ないです。NEEWERの製品は数種類あって、私が使用している製品は「PS016」。

「PS016」はVマウントバッテリーを取り付ける箇所が簡単に取り外せるようになっており、カメラバッグに収納する際にはとても扱いやすい
また、底部にはアルカスイスプレート状になっており、アルカスイス互換の雲台を使用している場合、三脚への着脱がスムーズに行えます。

私の場合は、ほぼ全てのビデオ三脚・一脚、カメラ三脚にアルカスイスのクイックリリースプレートを取り付けているため、撮影時に三脚、一脚の切り替えがスムーズに行えています

三脚に取り付けられるクランプ付きバッテリーアダプター
Vマウントバッテリーを使用する際に、三脚の脚に取り付けられるカニクランプも使用しています。このカニクランプのものは、小型な上に、どんな三脚やライトスタンドなどに直接挟んで使用でき、廉価なので、いろんな意味で重宝する製品です。

私は現在4つ所有しており、座談会やインタビュー撮影で、マルチカメラ撮影の際に、使用しています。
カメラへの給電以外にも、給電しながら使用できるLEDライトへの使用も、ライトスタンドへの取り付けができるので可能。撮影の現場で、いろんな使用方法ができるクランプです。

私が使用している「SZRIG」が現在在庫切れのため、類似商品となります。

ミラーレスカメラでの長時間撮影の際に、バッテリー交換の煩わしさから開放されるだけでも、かなり気持ち的に楽になり、構図決めや露出調整など、他のことに集中することができます。
私自身、Vマウントバッテリーを導入することで、気持ち的にも体力的にも負担が減って、撮影に集中できています
”バッテリー切れで画が撮れていない!”という絶対あってはならない事故を防ぐために、ぜひVマウントバッテリー導入を検討してみてください

今回ご紹介した内容を、動画でも発信しています。合わせてご確認ください

ABOUT ME
豊田 輝 Toyota Hikaru
豊田 輝 Toyota Hikaru
ビデオグラファー、カメラマン、地域ツーリズムの発想屋
旅行会社勤務時代には、営業として観光地の魅力をお客様へ訴求し、添乗員として世界の観光地を巡りながら、各地の魅力を伝えるスナップ写真を撮影。
その後、学校法人の広報業務を担い、パンフレットやSNSで使用するポートレート、式典、イベントの写真撮影や、公式YouTubeチャンネルの運営(企画・撮影・編集)などを行ってきました。
旅行会社勤務時代にカタチのない旅をお客様のご要望を伺いながら、一緒に創りあげ、思い出創りに携わってきたのと同様に、個人や企業様、観光地の魅力を伝えるコンテンツ作り・情報発信を、お客様に寄り添いながら行っています。

添乗員として子供からお年寄りまで、年齢もバックグラウンドも違う様々な方と接してきたので、人当たりの良さや柔軟性はあると思います(自分でいうのも何ですが)。何でも気軽にご相談ください。
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