七五三撮影の常用レンズ・キヤノンEF100mm F2.8L マクロ IS USM 使い方
広島県、徳島県を拠点に広報・PR代行、カメラマン、ビデオグラファーをしている旅スタジオの豊田輝です。
七五三撮影の機材レビュー・第三弾です。
今回は、撮影の際に持参するカメラボディ(キヤノン5Dmark3)2台につけている常用レンズについて紹介します。
※前回の1本目のレンズ紹介の記事はコチラ
2本目のレンズとして紹介するのは、お客様に納品する写真の1~2割を撮影するレンズ、キヤノンEF100mm F2.8L マクロ IS USMです
このレンズを使用している理由は3点あります。
●標準ズームレンズでカバーできない望遠の画が撮れる
●望遠かつF2.8で強いボケ感が出せる
●マクロレンズならではの寄りの画が撮れる
七五三撮影の常用レンズとして使用しているもう一本は、望遠側が70mmまで。
その場合、被写体から離れた距離で撮影しなければならない場合、少し届かないことがあります。
例えば、神社において、祈祷中の本殿内で被写体に近寄れない場合などです。そういった時に、100mmの焦点距離は非常に使い勝手がいいです。
そして、望遠かつF2.8なので、強いボケ感を出すことができます。
ボケ感は、「望遠」「明るい」の2つが備わるレンズで撮ると簡単に作りだすことができます。例えばこのような感じです
被写体の背景が「望遠」による圧縮効果とF2.8という「明るさ」でかなりボケているのが見て取れると思います。
最後は、マクロレンズの特徴を活かした画作りができることです。
マクロレンズは被写体にギリギリまで近づいてもピントを合わせることができます。
例えば花の写真を撮る際などに、よく使われます
私は、このレンズを七五三やお宮参り撮影で使用する際には、手や足をアップで撮ります
子供の成長はあっという間で、身体(手や足も)もすぐに大きくなるため、記念すべき日にその大きさを写真に残し、成長した後に見返してもらいたいからです。
以上、3点のポイントを紹介しましたが、他にも挙げるとすると、重量が625gと比較的軽量なことです。望遠レンズなのに軽量なので気軽に携帯できます。
また、デメリットではないけど気になる点として、被写体が近くても遠くてもオートフォーカスでピント合うため、ピントを合わせる場所を大きく移動させると、ピントが合うまでに少し時間がかかることがあります。
ただ、その特徴を知ってさえいれば、撮影の際には問題ありません。
望遠の明るいレンズは、ポートレート(人物)撮影に向いているレンズですのでお勧めです。
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