Peak DesignとSmallRigのカメラストラップを使い比べた結果、お勧めはPeak Designです
広島県、徳島県を拠点に広報・PR代行、カメラマン、ビデオグラファーをしている旅スタジオの豊田輝です。
私は、仕事でもプライベートでもカメラを手持ちで撮影する場合に、カメラストラップを使用しています。
カメラストラップ選びのこだわりというか、業務で使用する関係上、カメラボディにストラップ取り付けたり、外したりが素早くできるアンカータイプのものを使用しています。
アンカータイプのストラップでメジャーな商品は、「Peak Design」と「SmallRig」の製品なので、いずれもある程度の期間使用して比べてみました。
結論からお伝えすると、最初は「SmallRig」製のストラップを使用していましが、安全・安心に撮影する上で懸念点があったため、現在は「Peak Design」製のストラップを愛用しています。
お勧めするアンカータイプのカメラストラップ
1.アンカータイプのカメラストラップとは
2.SmallRig製ストラップの安全面に不安を感じた出来事
3.それぞれの製品の良いところ
1.アンカータイプのカメラストラップとは
アンカータイプのストラップとは、アンカーでストラップの脱着ができるものです。
今回ご紹介する、「Peak Design」製、「SmallRig」製、いずれもアンカーの形状は違うものの、アンカーをスライドすることで容易に素早く、ストラップの脱着可能になります。
私の場合、撮影シーンによってストラップの脱着を繰り返すことがあります。
例えば、手持ち撮影後に三脚やジンバルに乗せて撮影する場合には、ストラップを外すので、時間的にタイトな撮影現場では、素早くストラップの脱着する必要があり、アンカータイプのものを使用しています。
2.SmallRig製ストラップの安全面に不安を感じた出来事
私が「SmallRig」製のストラップを最初に使用したきっかけは、価格的に「Peak Design」製より安かったからです。だいたい半額ぐらいで購入できます。
ただ、「SmallRig」製のストラップは、ストラップにアンカーをスライドで取り付ける箇所が、やすり状になっていて、脱着を繰り返すと、やすりのギザギザの箇所がすり減ってきます。
そして、ギザギザの箇所がすり減ることで、抵抗力が弱まり、ちょっとしたはずみでアンカーがストラップから外れてしまいます。
実際に体験したこととして、しゃがんで撮影した際に、アンカーの箇所がゆるみ、立ち上がった瞬間にアンカーが外れてしまいました。
たまたま右手でカメラを持っていたため、カメラ・レンズを落下させることはなかったのですが、その体験をしたことにより、怖くて「SmallRig」製のストラップは使用しなくなりました。
カメラ・レンズを落下させ、破損するとおそらく10万以上の修理費が発生しますので…
3.それぞれの製品の良いところ
いずれの製品も、カメラとストラップの脱着が素早く容易に出来るので、ストラップの取り外しを頻繁に行う方にとって、ぴったりなストラップだと思います。
「SmallRig」製のストラップの良いところは、アンカータイプのストラップでは、安価で使いやすいことです。
ただ、経年劣化でアンカーが外れやすくなるので、機材の安全安心の面で不安なことは間違いないです。
「Peak Design」製の良いところは、アンカー、ストラップともにカラーバリエーションが豊富で、ストラップに関しては形状も数種類あるので、カスタマイズも楽しめることです。
また、ストラップの長さの調整が簡単なロック式で、これもまた、スピーディーに長さの調整ができる点もお勧めです。
私の知る限り、カメラマン、ビデオグラファーで使用率はかなり高いので、それだけ信用されている製品だともいえます。
私のYouTubeチャンネルでも、今回ご紹介したストラップの比較を行っていますので、ぜひチェックしてみてください。
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