安全安心の国内ブランド リチウム電池駆動のnissin MG80Pro

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広島県、徳島県を拠点に広報・PR代行、カメラマン、ビデオグラファーをしている旅スタジオの豊田輝です。

写真撮影の仕事で使用している、安全安心の国内ブランド・nissinのリチウム電池駆動のストロボ、MG80Proをご紹介します。

私がロケーションフォトなどで、一灯ライティングの撮影を行う際には、基本的にMG80Proを使用しています。

1.リチウム電池駆動のためチャージが早い
MG80Proを使用するまでは、乾電池駆動のストロボを使っていました
具体的には同じnissin製のストロボi60Aです。

軽量コンパクトにもかかわらず、MG80Proと同じくガイドナンバー60のストロボで、光量は十分なストロボです。
ただ、MG80Proとの違いは、i60Aについては乾電池(単三電池)駆動のストロボであることです。
実際に、この2台のストロボのチャージスピードを比較した動画があるのでご覧ください。
https://youtu.be/5DACqHNmFls
フル発光(1/1発光)の際のチャージスピードを見ると、その違いは歴然
圧倒的にMG80Proの方がチャージスピードが速いです(チャージされるとランプが緑色になります)。
ただ、私がフル発光でストロボを使用するのは、屋外での日中シンクロ時ぐらいですが…。

2.連写・連続発光に強くシャッターチャンスを逃さない
1.で挙げた内容に伴うことですが、チャージスピードが速いと、シャッターを押した時に、きちんとストロボが発光します。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、チャージスピードが遅いとストロボが意図した通りに発光しません。
被写体が良い表情で光の当たり方も良くて、
「このタイミングだっ」
と思った時には、連続でシャッターを切ります。シャッターチャンスを逃さないためです。
乾電池駆動のストロボを使用していた際には、
「ここでストロボ光らんのかい!」
と乾電池駆動のストロボに突っ込みたくなることが何度かありました。
『チャージスピードの速さ=連写・連続発光に強い』ということなので、シャッターチャンスを逃したくない場合は、リチウム電池駆動のストロボ使用は必須です。
加えて、MG80Proは発光部に高耐熱クオーツ管を使用しているため、連写・連続発光に格別強いという特徴もあります。
一般的なストロボは、チャージができていても、連写・連続発光すると発光部に熱がこもり、発光しなくなる場合があるので注意が必要です。

3.シンプルなボタン配置で操作しやすい
MG80Proに限らず、i60Aもそうですが、nissin製のストロボは操作パネルが非常にシンプルで機能的です。
仕事で撮影をする際には、シャッターチャンスを逃さないため、また、撮影時間などあらゆる制限がある中で、とにかく迅速に撮影環境を整える必要があります。
そんな時に、設定に時間のかかる機材を使用していると、とにかくストレスになります。
nissin製のストロボの場合、ボタン配置がシンプルで使いやすい。
特に私の場合は全てマニュアル設定で撮影するため、光量の調整が重要になります。
その際に、グルグルとダイヤルを回すだけで光量が調整できるし、その光量の強さをビジュアル的にグラフのような表示で把握できるし、使い勝手が良いです。

4.モデリングライトがついている
モデリングライトとは、光がどのように当たっているか確認するための光です。
ストロボ発光の光は、瞬間光のため、光ったその瞬間しか光の当たり具合が分かりません。
モデリングライトは、定常光のため使用することで光の当たり具合が分かり、、ストロボ発光(瞬間光)を被写体に当てた時の確認が”簡易的”にできます。
なぜ”簡易的”かというと、モデリングライトの光とストロボ発光の光は、光量と光の質が違うため、実際の撮影時とは条件が違うからです。
このモデリングライトは、ほとんどのクリップオンストロボタイプのストロボにはついておらず、大型ストロボのモノブロックタイプに備わっています。
MG80Proは、モデリングライトが備わっている数少ないクリップオンタイプのストロボなんです。

5.安全・安心の日本ブランド
このポイント、意外に大事です。と、個人的に思います。
nissinは日本の会社(1959年創業のストロボブランド)で故障した際の修理やサポート体制が充実しています。
撮影機材は海外製品が多いですが、やっぱり日本の会社で、日本スタイルのサポートが受けられるってポイント高いですよね。
落下させたり、撮影の現場では機材を故障させてしまうことはよくありますので。

ここまで、5つのお勧めポイントをご紹介しました。
ただ、最近は海外製(特に中華製)のリチウム電池駆動のストロボが販売されてきましたので、比較検討される方も多いと思います。
ちなみに私は中華製のストロボも所有・使用しています。
安全・安心に撮影するためにはnissin製を使用したいのですが、何といっても価格差が非常に大きいのでそこが悩みですね。
ガイドナンバー60のリチウム電池駆動のストロボが、MG80Proの約3分の1の価格で買えてしまします…。
ぜひ、nissinさんには廉価版のリチウム電池駆動のストロボを販売してもらいたいです。

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今回ご紹介したストロボはこちら

ABOUT ME
豊田 輝 Toyota Hikaru
豊田 輝 Toyota Hikaru
ビデオグラファー、カメラマン、地域ツーリズムの発想屋
旅行会社勤務時代には、営業として観光地の魅力をお客様へ訴求し、添乗員として世界の観光地を巡りながら、各地の魅力を伝えるスナップ写真を撮影。
その後、学校法人の広報業務を担い、パンフレットやSNSで使用するポートレート、式典、イベントの写真撮影や、公式YouTubeチャンネルの運営(企画・撮影・編集)などを行ってきました。
旅行会社勤務時代にカタチのない旅をお客様のご要望を伺いながら、一緒に創りあげ、思い出創りに携わってきたのと同様に、個人や企業様、観光地の魅力を伝えるコンテンツ作り・情報発信を、お客様に寄り添いながら行っています。

添乗員として子供からお年寄りまで、年齢もバックグラウンドも違う様々な方と接してきたので、人当たりの良さや柔軟性はあると思います(自分でいうのも何ですが)。何でも気軽にご相談ください。
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