七五三撮影の常用レンズ・タムロン SP 24-70mm F2.8 Di VC USD 使い方

hi.toyota42.tabistudio

広島県、徳島県を拠点に広報・PR代行、カメラマン、ビデオグラファーをしている旅スタジオの豊田輝です。

七五三撮影の機材レビュー・第二弾です。
今回は、撮影の際に持参するカメラボディ(キヤノン5Dmark3)2台につけている常用レンズについて紹介します。

まず1本目は、お客様に納品する写真の約8割を撮影するレンズ、タムロン SP 24-70mm F2.8 Di VC USDです

このレンズを使用している理由は3点あります。

●F2.8通しのレンズでボケ感が出せる
●広角から中望遠までカバーできるズームレンズ
●手振れ補正がついている

お客様が求めている写真の条件はいろいろありますが、一つはキレイなボケ感のある写真(被写体以外がボケている写真)です。
フルサイズ機のカメラでF値が2.8のレンズを使用していれば、ボケ感を十分出すことができます
※フルサイズ機のボケ感については過去記事ご参照ください⇒https://tabi-studio.com/sonyfocus/
背景にボケ感のある写真

そして広角から中望遠まで撮影できる標準ズームレンズなので、撮影するスペースが限られていたとしても、画角を変えて撮影することができ、写真にバリエーションを増やすことができます
望遠側の70mmで撮影
広角側の24mmで撮影

また、このレンズは
そのため、シャッタースピードを下げて撮影する場面においても、手振れせずに撮影することができます。
具体的に、七五三撮影であれば、十分な定常光がない神社・本殿での祈祷中の撮影において手振れ補正の恩恵を受けています。

キヤノン一眼レフカメラ向けのF2.8通しの比較対象レンズは下記3本です。
ただ、コスパ的には圧倒的に今回紹介するレンズに軍配が上がります。加えて、タムロンのレンズ以外の2本は手振れ補正機能が備わっていません。

●タムロン SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2(今回紹介するレンズの新型)
●シグマ  24-70mm F2.8 DG OS HSM Art A017
●キヤノン EF24-70mm F2.8L II USM

今回は、F2.8通しの標準ズームレンズ・タムロン SP 24-70mm F2.8 Di VC USDを紹介しました。
クチコミレビューなどでは、
「オートフォーカスが遅い」
とコメントがありますが、私が撮影する限りにおいて、七五三撮影やポートレート撮影においては全く問題ないオートフォーカス性能です。

明るい単焦点レンズで撮影すると、さらにボケ感は出せますが、時には動きまわるお子様たちの撮影をするとなると、やはり画角をとっさに変えられる標準ズームレンズが便利です。
次回は、もう一本の常用レンズ・キヤノン EF100mm F2.8L マクロ IS USMについてご紹介します

撮影や動画制作のご相談・ご依頼はお問い合わせフォームから

今回ご紹介したレンズはこちら(中古カメラリンク:画像をクリック)

ABOUT ME
豊田 輝 Toyota Hikaru
豊田 輝 Toyota Hikaru
ビデオグラファー、カメラマン、地域ツーリズムの発想屋
旅行会社勤務時代には、営業として観光地の魅力をお客様へ訴求し、添乗員として世界の観光地を巡りながら、各地の魅力を伝えるスナップ写真を撮影。
その後、学校法人の広報業務を担い、パンフレットやSNSで使用するポートレート、式典、イベントの写真撮影や、公式YouTubeチャンネルの運営(企画・撮影・編集)などを行ってきました。
旅行会社勤務時代にカタチのない旅をお客様のご要望を伺いながら、一緒に創りあげ、思い出創りに携わってきたのと同様に、個人や企業様、観光地の魅力を伝えるコンテンツ作り・情報発信を、お客様に寄り添いながら行っています。

添乗員として子供からお年寄りまで、年齢もバックグラウンドも違う様々な方と接してきたので、人当たりの良さや柔軟性はあると思います(自分でいうのも何ですが)。何でも気軽にご相談ください。
記事URLをコピーしました