七五三撮影の常用レンズ・タムロン SP 24-70mm F2.8 Di VC USD 使い方
広島県、徳島県を拠点に広報・PR代行、カメラマン、ビデオグラファーをしている旅スタジオの豊田輝です。
七五三撮影の機材レビュー・第二弾です。
今回は、撮影の際に持参するカメラボディ(キヤノン5Dmark3)2台につけている常用レンズについて紹介します。
まず1本目は、お客様に納品する写真の約8割を撮影するレンズ、タムロン SP 24-70mm F2.8 Di VC USDです
このレンズを使用している理由は3点あります。
●F2.8通しのレンズでボケ感が出せる
●広角から中望遠までカバーできるズームレンズ
●手振れ補正がついている
お客様が求めている写真の条件はいろいろありますが、一つはキレイなボケ感のある写真(被写体以外がボケている写真)です。
フルサイズ機のカメラでF値が2.8のレンズを使用していれば、ボケ感を十分出すことができます。
※フルサイズ機のボケ感については過去記事ご参照ください⇒https://tabi-studio.com/sonyfocus/
背景にボケ感のある写真
そして広角から中望遠まで撮影できる標準ズームレンズなので、撮影するスペースが限られていたとしても、画角を変えて撮影することができ、写真にバリエーションを増やすことができます。
望遠側の70mmで撮影
広角側の24mmで撮影
また、このレンズは 。
そのため、シャッタースピードを下げて撮影する場面においても、手振れせずに撮影することができます。
具体的に、七五三撮影であれば、十分な定常光がない神社・本殿での祈祷中の撮影において手振れ補正の恩恵を受けています。
キヤノン一眼レフカメラ向けのF2.8通しの比較対象レンズは下記3本です。
ただ、コスパ的には圧倒的に今回紹介するレンズに軍配が上がります。加えて、タムロンのレンズ以外の2本は手振れ補正機能が備わっていません。
●タムロン SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2(今回紹介するレンズの新型)
●シグマ 24-70mm F2.8 DG OS HSM Art A017
●キヤノン EF24-70mm F2.8L II USM
今回は、F2.8通しの標準ズームレンズ・タムロン SP 24-70mm F2.8 Di VC USDを紹介しました。
クチコミレビューなどでは、
「オートフォーカスが遅い」
とコメントがありますが、私が撮影する限りにおいて、七五三撮影やポートレート撮影においては全く問題ないオートフォーカス性能です。
明るい単焦点レンズで撮影すると、さらにボケ感は出せますが、時には動きまわるお子様たちの撮影をするとなると、やはり画角をとっさに変えられる標準ズームレンズが便利です。
次回は、もう一本の常用レンズ・キヤノン EF100mm F2.8L マクロ IS USMについてご紹介します。
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